次々と国産メーカーがミニノート市場に参入する中、
ソニーはトリを飾るかのように2009年夏、
満を持して初のミニノートパソコンを発売した。
ミニノートを検討する人の中にも
「ソニーが出すなら、もうちょっと待ってみようか」
とスタンバイしていた人も多かったんじゃないだろうか。
さすが、天下のソニー様。
じらすだけじらして、
ドえらいのを出してきました。
人気の「VAIO」の新シリーズ「VAIO W」は
10.1ワイドモニターで、 解像度は1366×768ドット。
一般的なミニノートに比べてデスクトップが広く、
ネットを見る際の快適度はかなり高い。
複数のウィンドウを開いての作業も楽にできる。
また、ミニノートの場合、
モニターまわりはカッコイイけど裏側がいまいちダサイ、
天板はキレイでも普段見ているキーボードまわりが色気なし、
など、デザインのどこかに隙があるものが多いが、
さすがソニーはどこから見ても美しい。
難点は、モニターの開閉角度が130℃と狭いこと。
これでは電車の中などで座って作業をする時に使いづらいのが惜しい。
キーボードも若干小さめか。
ちなみに、「VAIO W」以外にも、
8インチウルトラワイド画面・588g・9時間駆動のコンパクトPC
「VAIO type P」や、
フルフラット約13.5mmの薄型、約655gの世界最軽量、
11.1インチモニターの 「VAIO X」も販売している。
完成度やモデルの豊富さなどを考えると、
ソニーは独自のミニノート路線を進んでいると言える。
音楽、映像など、トータルでソニー商品でそろえたいという人には
検討の余地あり。
目のつけどころがシャープな、
シャープさんも主力シリーズ「Mebius」で
2009年春からミニノート市場に参入。
最大の特徴は世界初、
タッチパッドに4インチ(854×480ドット)の
光センサー液晶を採用した点だ。
これはすごい。
何がすごいって、
タッチパッド部分で文字を手書き入力したり、
地図やイラストを描いて保存したり、
名刺をのせてデータを読みこんだり、
電卓のテンキーがわりに使ったりといった、
さまざまな作業ができるのだ。
要はニンテンドーDSの画面が
タッチパッド部分にあるような感覚、
といえばいいんだろうか。
もちろん指をつかって画面をつまんだり、
拡大・縮小することもできるし、
電子辞書をひいたり、
付箋メモをとったり、
ゲームをするといったサブモニター的な使い方もできる。
スペックそのものは他社のミニノートと変わらないが、
このタッチパッドは革命的と言えるスグレモノ。
シャープはこの世界新機能で他社に差をつけていこう
という作戦のようだ。